トヨタレンタカーで気になっていた86を借りて試乗してみました。
以前スバルのディーラーでBRZの試乗した事あるので、感じは分かっていますが、
試乗コースきめられた中での試乗だったので、じっくりいつも走るコースで試乗
してみたくてレンタカーにしました。
ホントはトヨタ86よりスバルBRZ派なんですが、BRZのレンタカーなんてなかなかないので。
私は奈良県に住んでいるので奈良の大和郡山の店で借りました。
ネットで簡単に予約出来ます☆
支払もクレジットカード払いも可能です。
トヨタレンタカーのホームページ
11/30迄86キャンペーン中で86借りて簡単なアンケート書いたらステッカー
もらえます。私はもちろんもらいました♪
車は奈良県に1台しかなく、色がシルバーでミッションはATと限定されるのが
残念ではありますが、とにかく乗れば色なんて関係ないやと思う事にしました。
MT派の私としてはATなのが残念でしたけど。
店で手続き終わり車を見ると、やはり車高が低い！
車高というより、ルーフの高さと着座位置の低さが低い！
以前NSXに乗りましたが、着座位置は同じようにシートに座ったまま
路面に手がついてしまう！
エンジンはスバルの芸術エンジンと言える水平対向ボクサーエンジン☆
それも、ターボでなくNAのボクサーエンジン♪
トヨタの直噴技術が採用されてるらしいが、基本はスバルの水平対向エンジン！
昔の様にボクサーサウンド(ドコドコ音)はしないものの、NAらしく吹き上がりを
期待しつつ、店なので空吹かしして音を楽しむのはこらえて出発☆
ATはノーマルモードとスポーツモード・スノーモードがある。
スイッチにて切り替える様になっています。
シフトレバーの手前にあるスイッチにてノーマルモードから希望のモードスイッチを
押すとモードが切り替わる。
ノーマルに戻し方が分からず触っていたら、もう一度同じスイッチを押すと
ノーマルに戻る様だ。
ハンドルはトヨタで一番小径だと言われている。握った感じは少し重めに
セッティングされている感じを受けた。
スポーツカーはこれぐらいがいい。
NSX-Rに乗った時は重ステだったのに驚いたものだが、それ程ではない。
スピードメーターはアナログなのもいい。シンプルな3連メーター。
ただし、一般道で走るスピードだと、正直速度が読みづらい。
※現在の愛車はマツダのアクセラスポーツ20S(2000のガソリンエンジンMTミッション)
と比較しての感想となってしまいます。
トランクにはなぜかこんなもの入ってたけど、小さ目だけど、そこそこ物は
入れられそうなトランク。
タイヤはヨコハマだったけど、どうもエコタイヤっぽい。
でも、エコタイヤとは思えない接地性だったので、トヨタのスタッフが言って
たのは本当だった。エコタイヤでも充分な性能出せる足回りだと。
ATをノーマルモードで走ってみた。
出足から違いが分かる。気持ちよく加速し気がつけば法定速度を超えてしまい
そうになる。(ホントに超えてない？)
変速もスムーズでこれだけでも充分楽しいかも。
次はスポーツモードにしてみた。
エンジンの回転数を高めで維持し、エンジンブレーキも効かせる事ができる。
加速がさらに楽しい♪市街地走るならノーマルモードがいいと思った。
ただし、上記のドライブレンジでオートマチックで走っていると現在の
ギアが何速なのか表示されていないのが残念。
設定出来るのかやってみた感じではよくわからなかった。
シフトレバーをDレンジから右に倒してマニュアルモードにしてみた。
このモードだと、当然だがギアが何速か表示される。
低いギアでエンジン回してみる。音が気持ちいい♪
ターボの吸気音がないだけにエンジンのメカニカルな音が入ってくる。
懐かしいこの感じは、過去の愛車インテグラTYPE R程ではないが、
高回転の音が心地良く、ついついエンジンを回したくなってしまう。
ブレーキはかっしりとしたタッチでスポーツカーという感じのブレーキ。
インテRのDC5に乗ってた時を思い出した。あの車はブレンボのブレーキ
だったので、あれ程ではないが、踏み込んで効かせるブレーキ。
普通の車より踏まないと効きにくく感じる。
これぐらいの方が好きだ。少し踏んだらぐっと効くカックンブレーキ
はどうも好きじゃない。
インテRのブレンボ初めて乗った時は、ブレーキ効かないと店に見て
もらいに行ったなぁ。
試乗終わってアクセラに乗ったら思い切りブレーキ効いてしまい、
違いがよくわかった。
市街地から高速を走りあっという間にメーターが・・・。
やっぱり走る車に乗るとついついアクセルを踏んでしまう。
車はピタっと安定しているから怖さはない。
インプレッサでは、腰高感があって怖いと感じたコーナーも
全く不安なく曲がれてしまう。
高速ではノーマルモードでゆったり走るのもいい。
足は少し固め。一般的にはかなり固めと感じるかもしれない。
この車で一番試してみたかった峠での走り。
86と言っても、当たり前だが、当時の86とは全くの別物。
そもそも、このネーミングはいただけない。
せめて806とか89とかなんか変えて欲しかった。
というか、中身はBRZだと思ってるけど。
峠ではマニュアルモードが一番楽しい。スポーツモードで走る
のも悪くないかもしれないが、やはりマニュアルモードが一番。
2速と3速で走り抜ける楽しさ。最高である。
エンジンはストレスなく高回転まで回ってレッドゾーンまで
回せるのは2速が限界。3速で回すととんでもないスピードに
なってしまうだろう。
車内に入ってくるメカニカルなサウンドは本当に心地いい。
初代インテR程の気持ちよさ(興味ない人にはかなりうるさいが)
はないものの、バルブタイミングが高速側になっている音が
気持ちいい。
なんといってもハンドリングが気持ちいい！
超低重心のレイアウトに水平対向エンジンのメリットで
四輪駆動のインプレッサでは絶対出せない味付けである。
これぞ峠を走る醍醐味を最大限に味わえる車だと思った。
気分は頭文字Dの藤原拓海である(笑)
86というネーミングはこの時だけは、はまった感じがした。
峠を2箇所上りと下り走ってみたが、文句なしである。
しいて言えば、MTならもっと楽しかったかなと思った。
でも、ATの出来はかなり良いと思う。
これならATでもいいかなと思ったぐらい。
普段はATで楽に、でもキビキビと走れる。
で、時々峠でマニュアルモードで気持ちよく走る。
やはりATという選択肢はいいかもしれない。
あと、レンタカーでこういうスポーツカーを扱うというのは
すごくいい事だと思った。
もっといろんな車種でやってほしい。
東京でなら、フェラーリもレンタル出来たりするらしい。
二十万程出して時間制限だけでなく距離は100Km迄とからしいが。
総合的に大満足でした。
BRZがさらに欲しくなった(笑)
いろんな角度からの86の写真をどうぞ☆
この試乗記は、スポーツカー大好きなけんにぃが書きました。
